ゴールドスミス

スイスに存在するゴールドスミスとは、直訳すると「金細工師」という意味です。
その意味の通り、金を細工してジュエリーにする技術をもった人を言います。
昔は、ジュエリーなどに加工できる高級金属が金しかなかったのですが、現在は金よりもさらに取り扱いが難しいプラチナの細工もします。

ゴールドスミスの起源は、中世ヨーロッパから始まります。
大変な貴重品だった金を扱うには、優れた技術だけでなく、不正を回避して価値を維持できる人間でなければいけませんでした。
その資格をもつのは、国家、権力下の厳しい統制の下に認められる必要があります。金が今より貴重だった当時には、特別な称号として与えられていたのです。

この規則を守るために、ギルドと呼ばれる組合が形成され、金製品の技術と規格が現在にまで伝えられています。現在もスイスではこの制度が守られています。ゴールドスミスとして活躍するには、学校で4年間技術の習得に取り組み、国家試験に合格する必要があります。

【バーゼルフェア】
世界最大規模の時計宝飾品見本市が毎年4月に開催される場所がバーゼル市。
毎年4月、世界中からプレスやバイヤーが集まる大きな展示会です。
バーゼルは、フランス・ドイツに隣接するスイス北西部に位置します。
3カ国の接点となるこの市が、スイスを代表する企業の商品を展示する場所として選ばれたのです。
他民族、多言語国家であるスイスは、バーゼルと首都ベルンを結んだ東側がドイツ語圏、西側がフランス語圏です。